鳥との暮らし

オカメインコと暮らし始めてビックリした5つのこと

オカメインコのミロクを我が家に迎えてから、3ヶ月半たちました。

私にとって、オカメインコとの暮らしは今回が初めて。

長年慣れ親しんだ文鳥やサザナミインコやセキセイインコ、ヨウムとは違う点も多く、「オカメインコってこうだったの!?」という新鮮な発見や驚きが、沢山です。

お迎え直後に体重が激減

お迎え直後にびっくりしたのが、これです。

ミロクがやって来たのは生後2ヶ月半の時期。その時すでに差し餌は卒業していて、一人で餌をしっかり食べられるところまで育っていました。

ですが、環境が変わったことが、よほど怖かったんでしょう。
到着してからしばらくの間、餌をまともに食べてくれなかったんです。

お迎え当日103gあった体重が、翌日にはなんと95gに激減!
その後も5日間ゆるゆると減り続けて、しまいには88gまで落ちてしまいました。

慌ててネットで情報収集したところ、これはオカメインコにはよくあることなのだと。

体重が回復し始めたのは、お迎え後2週間ほどたった頃からでした(3月16日現在99g)。

オカメインコは警戒心が強く、繊細なところがあるんですね。

後頭部がハゲている!

これはお迎え当日の衝撃でした…。

オカメインコのシンボルでもある冠羽ですが、この冠羽の下の部分がハゲているんですよね。
冠羽を立てると、おハゲが全開になるわけです。

最初に見た時はびっくりしましたが、特に病気というわけでもなく、遺伝的にルチノーのオカメインコにはハゲてる子が多いのだとか。
特に、ルチノーのオスはハゲ率が高いらしいですね。

冬場は寒いんじゃないかとか、肌が乾燥するんじゃないかとか、つい余計な心配をしてしまうのですが、本鳥は気にしていないようです。

ハゲは隠れたチャームポイントだと私は思ってます(笑)。

怒っても全然怖くない

家にお迎えした日、触ろうとすると「フッ!」という声で威嚇されました。

最初は「フッ!」というのが何なのか分からなかったんですけど、いかにも険しい顔をしているので、「これ以上オイラに近づくな!触るな!」という意味なんだと理解。

今でも、慣れない人には「フッ!」と言います。

それから、怒って噛みついてくることも時々ありますが、全然痛くないんですよね。

ちなみに、今まで噛まれて痛かった順番に並べると…(私が飼育経験のある小鳥のみ)
セキセイインコ>文鳥>サザナミインコ>オカメインコ、です

オカメインコは、威嚇したり噛みついたりしても見掛け倒し(?)で、攻撃力(おそらく防御力も)は弱い。そこが何とも愛おしく感じられるところです。

自然界にいるオカメインコは、どうやって生きのびているんでしょう??

花吹雪のように舞い散る脂粉

これも、今まで飼ってきた小鳥にはなかったことで、驚きました。

オカメインコがブルブルブルッと体を震わせると、大中小さまざまなサイズの脂粉が大量に宙を舞います

羽繕いをしながら、自分でも脂粉にむせてくしゃみをしていますね。

ケージや部屋を念入りに掃除して、清潔に保たなければなりません。

「構ってアピール」が可愛すぎて悶絶…

ものすごく甘えん坊で、飼い主に構ってほしくて仕方がないようです。

ケージにいる時は、飼い主の動きに合わせて自分もケージ内を移動。
少しでも近くにいようとします。

飼い主の姿が見えなくなると、大声で呼び鳴き。

目が合えば、「ケージから出して」と言わんばかりに、ケージ出口あたりに飛びつきます。

ケージから出てくると、基本、ずっと飼い主にくっついていて、肩に乗っているか、肩から降りたとしても半径50cm以内を探検して、すぐ戻ってきますね。

肩に乗っている間は、「ねぇねぇ」と横から頬をつついてきたり、眼鏡を引っ張ったり、エンドレスにカキカキを求めてきたり…

放鳥中、ずっと相手をさせられるので、他のことが何もできなくなりますが、「構ってアピール」の可愛さにはメロメロです。

オカメインコは飼い鳥の中でも特に人気のある鳥種だと聞きます。

多くの人がオカメインコを愛してきた理由が、まだ飼育歴4ヶ月に満たない私でもよく分かります。本当に可愛いですよね。

これからオカメインコの魅力にどんどんハマっていくのが、楽しみなような、ちょっと怖いような…(笑)。

ミロクの飼育記録を、またアップしていきたいと思います。