今日は、私が今一緒に暮らしている2羽の鳥たちの紹介をしたいと思います。
まずはカノン。
この子は8歳のヨウムで、フィリピン生まれの女の子です。
生後3ヶ月の頃、我が家にやって来ました。
ヒナの頃は「ぅわ~ッす…」という不思議な低い声で鳴いていました。
今も基本は野太い地声ですが、人間の言葉をカタコトで喋るほか、我が家から天国に旅立っていった文鳥やサザナミインコやセキセイインコ、外のカラスの鳴き真似も。
マルチリンガル鳥ですね。
たぶん何かの電子音の真似なんでしょうけれど、たまに謎めいた高音を発しています。
宇宙と交信でもしているんでしょうか。
特技はヘン顔。
「可愛いね」と褒めると、嬉しそうにほっぺの羽を膨らませます。
スキンシップに満足すると鼻息が荒くなります。
性格はいたって温和で、おっとりヌボーッとしています。
嫌なことがあっても、あまり気にせず、後に引きずることもない、前向きなタイプのようです。
部屋中の色んなものを齧って私を困らせ、叱られたらションボリするのですが、明くる日にはまたケロッとして、同じことをやっています。
私にとっては、長年のよき相棒であり、妹のような存在です。
もう1羽は、生後6か月のオカメインコ。
名前はミロク、生まれは静岡県です。
昨年11月末に我が家へやって来ました。
ミロクを迎えたのは、セキセイインコのロンちゃんの友達になってくれる子を探していたのがきっかけでした。
またそのうち、このブログにも書こうと思っていますが、私は2019年に3羽の愛鳥を亡くしました。
5月末に文鳥のピーチさん(10歳2か月)、10月末にサザナミインコのリュウちゃん(9歳10か月)が相次いで旅立ち、2羽のことが大好きだったセキセイインコのロンちゃんがガックリと元気を失ってしまったんです。
ロンちゃん自身も昨春から闘病を続けていて身体が弱っていたところに、大好きな仲間たちが旅立っていってしまったものですから、ショックは相当大きかったようでした。
そのロンちゃんが少しでも元気になって一日でも長く生きてくれるよう、新しい子を迎えようと思い立ったのが、ミロクを迎えたきっかけでした。
ロンちゃんとの相性を考えると、どんな子がいいか・・・?
色々考えた上で選んだのがオカメインコだったんです。
ロンちゃんは残念ながら12月末に8歳10か月で旅立ちましたが、ミロクが来てからの最後の1か月は、身体がしんどい中でも生き生きと目を輝かせて楽しそうな表情をすることがよくあり、それは久しく見ていなかった一番ロンちゃんらしい表情だったので、私としても本当に嬉しかったです。
さて、そのミロクですが、とても人懐っこくて甘えん坊です。
色々喋ったり歌ったりしているので、男の子だと思います。
とにかく飼い主に構ってほしいらしく、放鳥中は、ほぼずっと私の肩の上。
「ねぇねぇ」と頻りに頬をつついて、カキカキを求めてきます。
ミロクとの付き合いはまだまだ始まったばかり。
これからどんなふうに成長していくのか、楽しみです。
元気に長生きするんだよ!